食事と図書 雨風食堂

2025-09-15

11/2(日)尹雄大さん
公開インタビューセッションと
本についてのおしゃべりと
自分をいたわるケアを体験する会

本屋「文室」にて、1年半振りに尹雄大さんをお招きしてのイベントのお知らせです。
新刊『「要するに」って言わないで』の刊行を記念して、今回は豪華2部構成での開催になります。前回「句点。に気をつけろ」のイベント時に「尹さんのインタビューセッションを受けてみたい」という声もあり、その様子を見てみたいと思われた方もたくさんいらっしゃったと思いますが、今回それが実現します!もちろん1部か2部、どちらかの参加でも大丈夫ですが、内容が異なりますので可能な方は連続参加がお薦めです。(インタビューセッションは1部のみ)書籍のご予約注文・発送も承ります。書籍ご注文の方はできるだけお早めにご予約ください。終了後には恒例の懇親会も行いますので、ご希望の方はぜひご参加くださいね。

「要するに」って言わないで

本当の自分の思いに気づくとラクになる

著者:尹 雄大(ゆん うんで)
発行:亜紀書房
発売日:2025 年 9 月 30 日
定価:1,980 円(税込)
ISBN:978-4-7505-1892-3

「要するに何が言いたいの?」と簡潔な答えが求められがちな世の中です。
自分の気持ちに対しても「要するに」なんて言ってばかりでは、大事な思いを無視することになってしまう。そうしたら心にはたくさんの傷ができてしまいます。
9月発売の『「要するに」って言わないで』では、「結局それで何が言いたいんですか?」といった効率を求める言葉がもたらす、心と身体の軋み、痛み、苦しみとそれに対するケアについて書きました。
自分を責めることには慣れていても、案外いたわることができない。そこで今回の刊行イベントはセルフケアについて2部構成で開催します。
1部は公開インタビューセッションです。自分の気持ちや感覚や感情に対して「要さない」で接し、「その人の話をその人の話として聞くとき」に何が起きるのか。2組の方とのセッションを通じて、参加する方に間接的に言葉によるケアについて体験していただきます。
2部では、本の内容に沿ったトークと実際に自分をケアする方法を言葉と感覚、動きの中で体験していただこうと思います。奮ってご参加ください。

―尹雄大さんより

///  ゲスト  ///

尹 雄大(ゆん うんで)

1970年、神戸市生まれ、テレビ制作会社勤務を経てライターになる。
主な著書に『「要するに」って言わないで』(亜紀書房)、『ガラスと雪のように言葉が溶ける 在日韓国人三世とルーマニア人の往復書簡』(大和書房)、『句点。に気をつけろ』(光文社)など。
武術や整体を通して得た経験から身体と言葉の関わりに興味を持っており、その一環としてインタビューセッションを行っている。
公式サイト:http://nonsavoir.com/
X:https://twitter.com/nonsavoir

///  日時・ご予約  ///

開催日 2025年11月2日(日)
時間 1部:15時~17時
2部:18時~20時
それぞれ開始の30分前からお入りいただけます。
ドリンクのご用意・お渡しがありますので
お時間に余裕を持って起こしください。
なお、お支払いは現金のみです。
場所 文室 @_bunshitsu
(高知市南はりまや町1丁目10-9 1F)
参加費 1部/2部のみ 2,000円
連続参加 3,000円
※1ドリンク別途
ご予約申込 以下フォームよりお申し込みください

2025-09-01

9月21日(日)/23日(火・祝日)
「フィシスの波文」上映会 in 文室

いずれも満席になりました
《9/5 追記》
早々に完売につき、
23日(火・祝)の追加上映が決定しました!
17時の部のみの上映ですが
なんとこの日も河合さんのトークありです。
上映会詳細・ご予約については
ゴトゴトシネマさんのサイトからご確認ください。
▶︎ gotogoto.jimdofree.com/フィシスin文室

+++

本屋「文室」オープン前から
ゴトゴトシネマさんと相談していた企画を
ようやく実現できることになりました!

北の部屋の奥、シェア型本棚一箱アパートの
上の壁を使った映画の上映会です。

第1回目は7月に上映されて好評だった
「フィシスの波文」のアンコール上映です。
なんとプロデューサーの河合早苗さんのトークも!

私も拝見しましたが、
とても面白かったです。
デザイン・服飾・テキスタイル、
和装や和紙、草木染め、織物などの
日本の伝統文化や歴史、京都の祇園祭、
伝統工芸、文様、芸術人類学、
そしてアイヌに興味がある方も
みなさん楽しんでいただけると思います。
映像も素晴らしく良かったですし、
これも伝統工芸に見えてくる
音楽メイキング映像も最高でした。

2部制ですが、14席と席数が少ないため
お昼の部はSNSでのお知らせと同時に
あっという間に満席になってしまいました。
夜の部はまだ空きがあるようですので
お早めにご予約ください!

●「フィシスの波文」

和紙に文様を手摺りする京都の工房「唐長」
の手仕事をはじめ、京都の祭礼や寺社・
茶事の空間に息づく文様、アイヌの文様など、
各地の文様とその源となった自然の様を
ていねいに映し出した一作で、エルメスの
ピエール=アレクシィ・デュマ他、皆川明、
戸村浩など現代のアーティストも出演。

太古の昔から、人間が自然との関わり合いの
中で生み出してきた「文様」「デザイン」の
本質に触れることのできる実に重要な
アートドキュメンタリーです。
音楽メイキング映像「INPERFECTION」も
合わせて上映します。

上映会詳細・ご予約については
ゴトゴトシネマさんのサイトからご確認ください。
▶︎ gotogoto.jimdofree.com/フィシスin文室


2025-08-27

スタッフ募集のお知らせ

雨風食堂では、これからのお店を
一緒に育ててくださる方を募集します。

詳しくはこちらをご覧ください。

2025-08-01

8/30(土)『トピーカ・スクール』
トークイベント開催のお知らせ

本屋「文室」での初めてのトークイベントのお知らせです。
7月28日に刊行されたばかりの『トピーカ・スクール』(ベン・ラーナー著/明庭社)の刊行を記念して、翻訳を手がけた川野太郎さん、本書が第一作目の刊行となるひとり出版社「明庭社」の家田真也さん、そして解説を執筆された白岩英樹さんをお迎えします。
誰よりも深く本書を読み込んでこられたお三方から直接お話を伺える貴重な機会です。
どうぞお見逃しなく!

トピーカ・スクール

ベン・ラーナー(著) 
川野 太郎(訳)

四六判 378ページ
価格 2,900 円+税
ISBN 978-4-9914179-0-0
Cコード C0097

「さて、これから一枚の写真を見せるので、ひとつお話を作ってもらいたい(…)この写真に写る人たちはなにを考えて、感じていると思う? まずは、なぜこのような場面に至ったのかを話してみてくれないか」

1997年、中西部カンザス州トピーカ。高校生のアダム・ゴードンは、恋人のあとを追って入り込んだ湖畔の邸宅がじつは見知らぬ他人の家だったことに気づいた。つかのま世界が組み替わり、アダムはその湖畔に立ち並ぶすべての家に同時にいる感覚に襲われる。同一性と、確からしさの崩壊。彼はすべての家にいたが、その家々の上空を漂うこともできた。

競技ディベートの名手であるアダムが、自分のスピーチのなかにみた暴力性。ともに臨床心理士のアダムの両親が紐解きはじめた、自らの記憶。母ジェーンの葛藤と彼女が闘ったトピーカの「男性たち」。父ジョナサンが心の奥底に隠した弱さ。言葉の限界にそれぞれの形で向き合う家族の語りに、アダムの同級生ダレンの声が織りこまれる。クラスにとってよそものだった彼を待つ事件。それは避けられなかったのか? そして、アダムが最後に選び取ったスピーチとは。

複数の声が時代を行き来しながら、米国の現在を照射する。『10:04』の作者が、知性と繊細さをもって共同体を描きだす、小説の新しい可能性。

///  ゲスト  ///

川野 太郎(かわの たろう)

1990年熊本生まれ。早稲田大学文学研究科修了。訳書にハワ ード・ノーマン『ノーザン・ライツ』、リディア・ミレット『子供たちの聖書』(ともに、みすず書房)、シオドア・スタージ ョン『夢みる宝石』(ちくま書房)、ハリー・パーカー『ハイ ブリッド・ヒューマンたち:人と機械の接合の前線から』(みすず書房)など。

家田 真也(いえだ まさや)

1990年愛知県生まれ。
会社員として勤めつつ、明庭社を運営。

白岩英樹(しらいわ ひでき)

1976年、福島県郡山市生まれ。高知県立大学文化学部/人間生活学研究科教授。専門はアメリカ文学、比較思想、比較芸術。早稲田大学卒業後、AP通信などの勤務を経て、大阪芸術大学大学院芸術文化研究科博士後期課程修了。博士(芸術文化学)。2020年4月より高知市に在住。著書に『講義 アメリカの思想と文学――分断を乗り越える「声」を聴く』(白水社、2023年)、共著に『ぼくらの「アメリカ論」』(夕書房、2024年)など。目下、Roman Krznaric, History for Tomorrow, WH Allen, 2024を翻訳中。

///  日時・ご予約  ///

開催日 2025年8月30日(土)
時間 OPEN 17:30
START 18:00
CLOSE 19:30
場所 文室 @_bunshitsu
(高知市南はりまや町1丁目10-9 1F)
参加費 1,500円
※1ドリンク別途
ご予約申込
ご予約フォーム

フォームでの受付は終了しました。
当日飛び込みでご参加ご希望の方は直接お越しください。
※簡易な椅子・立ち見の可能性あり
※ご予約のない方のトーク開始後のご入店はご遠慮ください

2025-07-06

蔡忠浩「獰猛な愛の横顔」
リリースツアー高知公演in文室
ありがとうございました!

7月5日、蔡忠浩さんの
「獰猛な愛の横顔」リリースツアー
高知公演in文室にお越しいただいた皆さま
酷暑の中、ありがとうございました!

蔡さんの高知ライブは2013年から
出店でずっとご一緒させていただいてきましたが
今回は雨風食堂12周年と
文室オープン記念も兼ねていただいて
文室での初ライブということになりました。

果たしてこの場所でライブができるのか
というところからのスタートで
お知らせ開始からずっと緊張していましたが、
おかげさまで最高の時間になりました。

満員以上の方にお越しいただき
狭い店内にぎゅうぎゅうで
皆さん本当に暑かったと思いますが
(特に蔡さん…!)
演奏と歌声に聴き入って
その暑ささえ忘れるような
あっという間の2時間でした。

思えば20代前半から人生のほぼ半分近くを
蔡さんの歌声を聴きながら生きてきました。
20代なんて東京の片隅で社会に出たばかりで
それはそれは不器用に生きていましたので
言葉通り支えられていた毎日でした。

なんというか
当たり前に自分が大切だと思っていること
大切にしたいと思うことや人たちが
あまりに簡単に蔑ろにされている世界で
人間全部に絶望せずに済んでいたのは、
蔡さんがずっと
それはたしかに大切なのだと、
美しいのだと
歌い続けてくれていたからで
ライブに行けばそんな歌を
同じように当たり前のことを大切に思う人たちと
みんなで聴いて歌うことができたからだと思います。

次のライブまで頑張って働こう、生きようと
歯を食いしばっていたあの頃の自分や、
震災直後、暗くて寒い部屋で不安の中
蔡さんのライブ配信を見ていた自分、
赤ちゃんの娘を毎日車で保育園に送りながら
「うつくしいなまえ」を聴いて泣いていた自分にも
こんな日が来ることを教えてあげられたらと
胸がいっぱいになりながら聴いていました。

そして、文室のオープンとほぼ同時期から
1ヶ月余りほぼ毎日、食堂と文室で
一日中蔡さんの声を聴いていたことも
昨日のライブの記憶と一緒に
いつか自分がやっていた
文室という場所のことを思い出すたびに
蘇る記憶になることと思います。

この空間でまったく初めてのライブという事で
何が起こるか分からないリスクの中
(そして想定外のあの暑さ!)
お一人目で蔡さんに歌っていただけたのは
奇跡だと思うと同時に
蔡さんだからこそ実現できたのに違いなく、
そして高知公演史上、最高のライブだったのでは
と思っています、なんだか実感として!

そんなひと時をご一緒してくださった皆さま、
その場にはいらっしゃらなかった方も、
本当にたくさんの方に様々な形でご協力をいただき
お心を寄せていただいて(ご心配もおかけして)
準備期間中からずっとずっと
たくさんの人の温かさに守られた日々でした。
本当にありがとうございました。

***

写真はすべて、今回音響と広報を担当してくださったIDEALIZE發想のポールさんによるものです。PAをしながらいつのまにかこんなにしっかり撮ってくださっていたことにも驚きですが、ポールさんがまだオープン前の文室を見に来てくださって「できます」「やりましょう」と言ってくださらなければ、まずこのライブを実現することはできませんでした。設営の細かい部分やほとんど関係のないような小さな相談事まで、なんでも即応答してくださり、どんなに心強かったかしれません。最高のサポート、というよりも最高のリードをありがとうございました!ポールさんにも心からの大拍手を送りたいと思います!

一緒に出店してくださったSu-jigwa(す〜じぐわぁ)崎濱さん、雨風スタッフのあっちゃんもbonobosファンで、カウンター内も酷暑ながらとっても幸せな空間でした。

2025-06-20

6/28(土)小さな朝の音読会@文室

先週6月14日の土曜日は
小さな朝の読書会を開催しました。
雨の中お越しいただいた皆さま、
ありがとうございました。
みなさんが静かに、一心に読書している姿は美しく
想像を超えて良い時間になりました。
これからも継続して開催していきますね。

次は28日(土)小さな朝の音書会のお知らせです。
前回を「黙」読会とするならば、
今度は「音」読会です。

土曜日の文室の営業前に
集まって声に出して本を読む会を開催します。

こちらは雨風文芸ブックナイト
ポッドキャスト、文室の一箱古本棚でもお馴染みの
机さんが案内人として選書をしてくださいます。

以下、机さんより

* * *

第一回は中島敦の小説を読みます。
漢文の素養を活かした作品で有名な作家です。
今回は短編を一つか二つ、
参加者で交代しながら音読しようと思います。
事前に読む必要はありません。
本を持って会場に来るだけで大丈夫です。
(もちろん事前に読んでいただいても結構です)
その場で読んで、
自分の声と他人の声で音と意味を感じ、
心に残った何かをお持ち帰りください。

使用する本は「李陵・山月記」(新潮文庫)です。
中島敦の短編集は
他の文庫でも出版されていますので
お手持ちの本に
「李陵」と「名人伝」が入っていれば大丈夫です。
これから買われる方は
「李陵・山月記」(新潮文庫)か
「山月記・李陵」(岩波文庫)を
おすすめします。

* * *

——- 流れ ——-

🕙10時〜

ドリンクなどを注文していただいて
簡単な自己紹介などをお願いします。

🕥10時30頃〜

ドリンクが全てご用意できた後、
30分〜1時間程度、交代で音読していきます。

🕦11時半〜12時

読み終わり次第、簡単な感想会をして
一旦終了になります。

文室は12時半まで開放していますので
少し自由にゆっくりしていただけます。
デザートのご注文や本のご購入もできます。

🕧12時半

通常営業の準備のため一旦クローズします。

———————

今回は課題本があるのですが、
ご自身でご用意いただく形になります。
机さんお薦めの2冊について補足です。

左:李陵・山月記(新潮文庫)
右:山月記・李陵 他九篇(岩波文庫)

新潮文庫版は
山月記、名人伝、弟子、李陵の
四遍収録で473円(税込)

岩波文庫版は
悟浄出世、悟浄歎異、環礁、文字禍など
十一篇収録で1,111円(税込)です。


新潮版は文字が大きくふりがな多め


岩波版は文字が小さくふりがな控えめ

選ぶ時の参考にしていただければと思います。

誰かと声に出して読む読書会、
先週の黙読会とはまったく異なる趣旨ですが
どんな時間になるのか楽しみです。

ご予約は以下のフォームから、もしくは店頭でも◎
ご参加お待ちしています。

———————

日時 6月28日(土) 10:00〜12:00
参加費 500円
※別途1ドリンクオーダーをお願いします☕️
場所 文室 @bunshitsu
(高知市南はりまや町1丁目10-9 1F)
ご予約申込

✳︎雨風食堂・文室の店頭でも承ります