食事と図書 雨風食堂

2025-07-06

蔡忠浩「獰猛な愛の横顔」
リリースツアー高知公演in文室
ありがとうございました!

7月5日、蔡忠浩さんの
「獰猛な愛の横顔」リリースツアー
高知公演in文室にお越しいただいた皆さま
酷暑の中、ありがとうございました!

蔡さんの高知ライブは2013年から
出店でずっとご一緒させていただいてきましたが
今回は雨風食堂12周年と
文室オープン記念も兼ねていただいて
文室での初ライブということになりました。

果たしてこの場所でライブができるのか
というところからのスタートで
お知らせ開始からずっと緊張していましたが、
おかげさまで最高の時間になりました。

満員以上の方にお越しいただき
狭い店内にぎゅうぎゅうで
皆さん本当に暑かったと思いますが
(特に蔡さん…!)
演奏と歌声に聴き入って
その暑ささえ忘れるような
あっという間の2時間でした。

思えば20代前半から人生のほぼ半分近くを
蔡さんの歌声を聴きながら生きてきました。
20代なんて東京の片隅で社会に出たばかりで
それはそれは不器用に生きていましたので
言葉通り支えられていた毎日でした。

なんというか
当たり前に自分が大切だと思っていること
大切にしたいと思うことや人たちが
あまりに簡単に蔑ろにされている世界で
人間全部に絶望せずに済んでいたのは、
蔡さんがずっと
それはたしかに大切なのだと、
美しいのだと
歌い続けてくれていたからで
ライブに行けばそんな歌を
同じように当たり前のことを大切に思う人たちと
みんなで聴いて歌うことができたからだと思います。

次のライブまで頑張って働こう、生きようと
歯を食いしばっていたあの頃の自分や、
震災直後、暗くて寒い部屋で不安の中
蔡さんのライブ配信を見ていた自分、
赤ちゃんの娘を毎日車で保育園に送りながら
「うつくしいなまえ」を聴いて泣いていた自分にも
こんな日が来ることを教えてあげられたらと
胸がいっぱいになりながら聴いていました。

そして、文室のオープンとほぼ同時期から
1ヶ月余りほぼ毎日、食堂と文室で
一日中蔡さんの声を聴いていたことも
昨日のライブの記憶と一緒に
いつか自分がやっていた
文室という場所のことを思い出すたびに
蘇る記憶になることと思います。

この空間でまったく初めてのライブという事で
何が起こるか分からないリスクの中
(そして想定外のあの暑さ!)
お一人目で蔡さんに歌っていただけたのは
奇跡だと思うと同時に
蔡さんだからこそ実現できたのに違いなく、
そして高知公演史上、最高のライブだったのでは
と思っています、なんだか実感として!

そんなひと時をご一緒してくださった皆さま、
その場にはいらっしゃらなかった方も、
本当にたくさんの方に様々な形でご協力をいただき
お心を寄せていただいて(ご心配もおかけして)
準備期間中からずっとずっと
たくさんの人の温かさに守られた日々でした。
本当にありがとうございました。

***

写真はすべて、今回音響と広報を担当してくださったIDEALIZE發想のポールさんによるものです。PAをしながらいつのまにかこんなにしっかり撮ってくださっていたことにも驚きですが、ポールさんがまだオープン前の文室を見に来てくださって「できます」「やりましょう」と言ってくださらなければ、まずこのライブを実現することはできませんでした。設営の細かい部分やほとんど関係のないような小さな相談事まで、なんでも即応答してくださり、どんなに心強かったかしれません。最高のサポート、というよりも最高のリードをありがとうございました!ポールさんにも心からの大拍手を送りたいと思います!

一緒に出店してくださったSu-jigwa(す〜じぐわぁ)崎濱さん、雨風スタッフのあっちゃんもbonobosファンで、カウンター内も酷暑ながらとっても幸せな空間でした。