食事と図書 雨風食堂

2024-10-07

10/11(金) 夜ごはん営業について



今週の金曜日は
南国に移転以来初めての
夜ごはん営業です。
(なんと6年振りでした)

平日のみの営業になってから
早いもので3年余りが経ちました。

内容はお昼ごはんと同じ感じですが、
普段平日のお昼ごはんに
お越しいただくことが難しい方も
夜ならば!という方がいらっしゃいましたら
久々にお越しいただければと思います。

営業時間は18時半〜21時頃まで
お昼ごはんと同じく
一応20分ごとの予約制ですが
お仕事帰りなどのご都合もあるかと思いますので
ご相談ください。
お一人様でもご遠慮なくどうぞ◎

ご予約はいつも通りお電話で
営業日の10時よりお待ちしております。
(夕方以降は仕入れなどの為不在のこともあります)
☎︎088.862.3344

※2枚目以降の写真はブックナイトの時です
撮影: @kettle_photo さん

2024-10-07

ブックナイトVol.25ありがとうございました

photo:参加者の皆さま

9/28(土)雨風ブックナイトVol.25に
ご参加いただいたみなさま
この日もありがとうございました。

7月以来久しぶりに
みんなで賄いを食べたブックナイトでした。
賄いタイム、デザートタイムの
参加者さん同士の会話も
あちらこちらで盛り上がっていまして
会話を中断して本編に入るのが
申し訳ないほどでした。

いつも思うのですが
人の本棚を見るのって
どうしてあんなに楽しいのでしょうね。

ブックナイトの時は
みんなで自由に手に取れるように
それぞれが持ち寄った本を
テーブルに広げていくのですが、
この日も壮観でした。

小説に人文書に実用書
画集やZINEや
映画のパンフレットまで。
一夜だけ現れる特別な本棚として
テーブルの上を眺めるのが
毎回の楽しみです。
テーブルを眺めながら
この本棚は自分では作れないな
とつくづく思うのです。

この日は始まりが少し
ゆっくりになってしまったことも影響してか
(すみません、対策を練ります)
皆さんの自己紹介と本紹介の後は
賑やかなデザートタイムを経て
早めに帰られる方がちらほらいらっしゃり
みんなで一つのテーマでの対話は
最後まで残られた数名で
ということになりましたが、
「地に足がつく」
という表現について
いつしか意味が反転してしまっているような…
という話から
ここからが思いの外深まりました。

この時間に紹介した本がありましたので
次回のブックナイトで
改めてご紹介させていただきます。
(入荷予定です)

・・・

次回雨風ブックナイトvol.26の開催は
11月9日(土)の予定です。

10月は通常のブックナイトはありませんが
10月13日(日)はトークイベント
“『ぼくらの「アメリカ論」』をめぐって”
を開催します。
日曜の夜ですが、3連休の中日です。
引き続き、ご予約お待ちしております◎

2024-09-27

「一汁三菜ごはん」終了のお知らせ

今月、実験的に始めてみた
木金限定の一汁三菜ごはんでしたが
本日9/27(金)で一旦終了となります。

特にお一人様に
たくさんご利用いただけた感じがありまして
こういうお店のあり方も良いなぁと思いながら
とりあえず1ヶ月間続けてきてみましたが、
いかんせん最初から全く
「三菜」ではないという事で
名称含め再考することになりまして
9月いっぱい(つまり本日)で終了いたします。

人手不足には変わりありませんので
またいずれ別のかたちで
復活するかもしれませんが
まったく一汁三菜ではない
《一汁三菜ごはん》は本日最後です。

本日はまだご予約にゆとりがありますので
よろしければ、本日もこの後10時より
お電話お待ちしております。

2024-09-18

10/13(日)『ぼくらの「アメリカ論」』をめぐって

ぼくらの「アメリカ論」』(夕書房)刊行記念として、著者の青木真兵さん、光嶋裕介さん、白岩英樹さんをお招きして、雨風食堂にてトークイベントを行います。なんとこの日、書店に並ぶ前の出来立てほやほやの本と一緒に、夕書房の高松夕佳さんにもお越しいただけることになりました!高知に皆さん勢揃いされてのお話、なかなか無い機会かと思います。どうぞお見逃しなく!

ぼくらの「アメリカ論」

青木真兵 光嶋裕介 白岩英樹=著

川名潤=装幀・組版

本体2000円+税
四六判/並製/280頁
978-4-909179-11-1 C0036

ぼくらのどこかに、いつも「アメリカ」がある。

思想家、建築家、文学者。東吉野、神戸、高知--
専門も居住地も違う3人が、互いの言葉に刺激されながら
「アメリカ」「日本」、そして自らを見つめる、対話型リレーエッセイ。

分断が進み、ますます混沌とする世界情勢。
11月のアメリカ大統領選が話題となる一方、「アメリカ」をどう捉えたらいいのかわからない状況が続いています。
危機感を抱いた青木真兵さん(人文系私設図書館ルチャ・リブロキュレーター)の呼びかけに、米国で生まれ育った建築家の光嶋裕介さん、米文学を研究する白岩英樹さんが賛同。
2023年10月、それぞれが自らの中の「アメリカ」を問い直すリレーエッセイが始まりました。
「生き直し」の先駆者、公平性にもとづく自由な社会、ヨーロッパの支流としての新しい国……3人が抱くアメリカのイメージは、対話を重ねるほどに深化し、ぶつかり、離れたかと思うとまた1つになっていきます。
読むうちに、「自分にとってのアメリカ」がやさしく揺さぶられ、世界を見る目が更新される--今このときに多くの人に届けたい、真摯で率直な全18回の対話集です。

ぼくたちの「未来を見る目」には、「アメリカ的なるもの」が標準装備されているのに、今、自分の中の「アメリカ」と現実の「アメリカ」は、あまりにかけ離れている。--青木真兵

世界は今、空間的にも、時間的にも、引き裂かれている。2つの言語(自我)を往来しながら、跳躍を重ねる対話をしてみたい。--光嶋裕介

なぜいまさらアメリカなのか。それは、彼の地がいまなお「未完」の革命を繰り返す「生き直し・再生」の場であり続けているからである。--白岩英樹

///  ゲスト  ///

青木真兵(あおき・しんぺい)

1983年生まれ、埼玉県浦和市(現さいたま市)に育つ。「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」キュレーター。博士(文学)。社会福祉士。2014年より実験的ネットラジオ「オムライスラヂオ」の配信をライフワークとしている。2016年より奈良県東吉野村で自宅を私設図書館として開きつつ、執筆活動などを行っている。著書に『武器としての土着思考 僕たちが「資本の原理」から逃れて「移住との格闘」に希望を見出した理由』(東洋経済新報社)、『手づくりのアジール─土着の知が生まれるところ』(晶文社)、妻・青木海青子との共著に『彼岸の図書館─ぼくたちの「移住」のかたち』(夕書房)、『山學ノオト』シリーズ(エイチアンドエスカンパニー)、光嶋裕介との共著に『つくる人になるために 若き建築家と思想家の往復書簡』(灯光舎)がある。

光嶋裕介(こうしま・ゆうすけ)

1979年、アメリカ・ニュージャージー州生まれ。建築家。一級建築士。博士(建築学)。早稲田大学理工学部建築学科修了。ドイツの建築設計事務所で働いたのち2008年に帰国、独立。建築作品に内田樹氏の自宅兼道場《凱風館》、《旅人庵》、《森の生活》、《桃沢野外活動センター》など。著書に『ここちよさの建築』(NHK出版 学びのきほん)、『これからの建築―スケッチしながら考えた』『つくるをひらく』(ミシマ社)、『建築という対話 僕はこうして家をつくる』(ちくまプリマー新書)、『増補 みんなの家。―建築家一年生の初仕事と今になって思うこと』(ちくま文庫)などがある。

白岩英樹(しらいわ・ひでき)

1976年、福島県郡山市生まれ。高知県立大学文化学部/人間生活学研究科准教授。専門はアメリカ文学、比較思想、比較芸術。早稲田大学卒業後、AP通信などの勤務を経て、大阪芸術大学大学院芸術文化研究科博士後期課程修了。博士(芸術文化学)。2020年4月より高知市に在住。著書に『講義 アメリカの思想と文学――分断を乗り越える「声」を聴く』(白水社)、共著に『ユニバーサル文学談義』(作品社)、翻訳書にキャスリーン・マシューズ『祝福の種――新しい時代の創世神話』(作品社)などがある。

///  日時・ご予約  ///

開催日 2024年10月13日(日)
時間 OPEN 16:30
START 17:00
CLOSE 19:00
場所 食事と図書 雨風食堂
参加費 2,000円
※ドリンクは別途ご注文いただけます
ご予約申込 以下フォームよりお申し込みください

2024-09-16

ブックナイトvol.24 ありがとうございました

photo:参加者の皆さま

8/24(土)雨風ブックナイトVol.24に
ご参加いただいたみなさま
この日もありがとうございました。

8月の開催は初めてだった上
お知らせも直前になってしまった為に
普段よりも少ない人数での開催になりました。

さらに、この日は食事担当が不在になり
賄いなしでの開催に変更させていただきました。
実は延期にすることも考えていたのですが
思いのほか元気なお顔の皆さんにお会いでき、
少人数だからか、むしろ
いつもよりリラックスした雰囲気で
皆さんたくさん発言されていたように思います。

この日もいろんな本が並びましたが
参加者さんから提示された議題が
心に残っています。
こうありたいと思う気持ちと裏腹に
自分の中に存在してしまう感情について。

私は、オリンピックや
ワールドカップなどが苦手です。
敵と味方に分かれて戦う競技どころか
例えば都道府県ごとに人格を分類したりする
そういう行為も押し並べて苦手です。

何かしらのラベルだけを見て
一方を仲間だとすることは
もう一方を敵とすることと裏表ですし
個人の成果を群れの手柄にすることにも
抵抗感があります。
(地元の誇り、というやつですね)

微笑ましい場面が大半だと思いますが
一番怖いと思うのは、その無邪気さです。
「差別と区別は違う」という人がいますが
こうして人間と人間を区別することの
ずっと先に何があるのかを意識すること、
その種が、私達ひとりひとりの中にも
あるのだということを忘れず
葛藤しながら生きていくことしか
できないのかもしれません。

それでも
ブックナイトが今回のように
都合の悪い自画像を
見てしまった体験についても
参加者さんが他の人たちに共有して
話せる場になったことを
ありがたく思った夜でした。

そして、差し入れしていただいた
果物がとっても美味しかったですね!

・・・

さて、次回vol.25の開催は9/28(土)です。
ご参加いただける方は
こちらから詳細をご確認いただいて
申し込みフォームからお申し込みいただくか
営業時間中にお電話でご予約ください。

次回も皆さまにお会いできるのを
楽しみにしています。

2024-08-30

スタッフ募集のお知らせ

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