食事と図書 雨風食堂

2023-07-25

つくる人になるための雨風 BOOK NIGHT

8月の「雨風BOOK NIGHT」はお休みですが、超番外編として(!)『つくる人になるために 若き建築家と思想家の往復書簡灯光舎著者の光嶋裕介さん、青木真兵さんのお二人をお招きして、雨風食堂にてトークイベントを行います。
往復書簡を振り返って、または続きのお話も聞かせていただきつつ、BOOK NIGHTらしく「話す」「聞く」だけの関係に終始することなく、ご参加の皆さんにも対話に参加していただいて、面白い夜になればと思っています。
イベントのお申込と同時に一足先に書籍のご注文も承ります。読んでから参加されたい方は事前のお渡しも可能です。当日はサイン会も予定していますので、ご購入の書籍はぜひお持ちください。

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建築する日々に励みながら、旅先でのスケッチや執筆活動にも精をだす若き建築家・光嶋裕介さんと、奈良の山村に私設図書館をつくり、執筆や自主ラジオなど様々な形でメッセージを発信する若き思想家・青木真兵さんが、些細な日常の出来事や思索をつぶさにみつめて綴った往復書簡を出版します。

私たちにとって「つくる」とはなにかを問いかけ、つくる喜びについて対話を重ねながら、生き物として生きやすい社会を模索していく。
書簡をとおした対話のトピックスはまさに縦横無尽。働くことやお金のこと、ふたつの原理の往還、外と内の自然、そして建築や本の話まで広がっていきます。
ふたりの対話をじっくり観察すると、前提を問い直すこと、自ら思考し行動することは、何かを「つくる」ことへのきっかけにつながるのではないかと感じます。

互いのちょっとした違いを認め合い、相手の言葉を受け止め、内省し、さらに言葉を紡いでいく二人の姿勢は、私たちの日々の生活や思考へのささやかな刺激となり、生き物として少しでも生きやすい社会をつくるヒントになるかもしれません。

光嶋裕介(こうしまゆうすけ)

建築家・一級建築士・博士(建築学)
1979年、米ニュージャージー州生まれ。2002年 早稲田大学大学院修了。2004年〜2008年 ザウアブルッフ・ハットン・アーキテクツ(独・ベルリン)勤務。2008年 光嶋裕介建築設計事務所を開設。2021年 神戸大学特命准教授。主な作品に《凱風館(神戸、2011)》、《森の生活(長野、2018)》、《桃沢野外活動センター(静岡、2020)》など。主な著書に、『幻想都市風景』(羽鳥書店、2012年)、『増補 みんなの家』(ちくま文庫、2020年)など多数。最新刊は『ここちよさの建築』(NHK出版) 
» 光嶋裕介建築設計事務所

青木真兵(あおき・しんぺい)

「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」キュレーター。博士(文学)。社会福祉士。
1983年生まれ、埼玉県浦和市に育つ。「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」キュレーター。古代地中海史(フェニキア・カルタゴ)研究者。博士(文学)。社会福祉士。2016年より奈良県東吉野村に移住し、自宅を私設図書館として開いている。著書に『手づくりのアジール』(晶文社)、妻・青木海青子との共著『彼岸の図書館──ぼくたちの「移住」のかたち』(夕書房)、『山學ノオト』シリーズ(エイチアンドエスカンパニー)などがある。
» 人文系私設図書館ルチャ・リブロ

///  日時・ご予約  ///

開催日 2023年8月22日(火)
時間 19:30〜(開場19:00)
場所 食事と図書 雨風食堂
参加費 1,800円(1ドリンクつき)
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