2025-09-20
10/14(火) 光嶋裕介さん 青木真兵さん
お話会「記録をひらく」
旅や日常をアーカイブ(記録)する
方法と意味について
昨年10月13日に雨風食堂で開催しました『ぼくらの「アメリカ論」』トークイベントから、ほぼ1年振りとなる10月14日、「建築のはじまり」(左右社)を刊行された光嶋裕介さんと、「山學ノオト6(二〇二四)」(エイチアンドエスカンパニー)を刊行される青木真兵さんをお招きして、本屋「文室」にてお話会を行います!お二人でのトークは往復書簡本「つくる人になるために」(灯光舎)刊行記念イベント以来になります。初の平日の夜開催ということで、アットホームな雰囲気になることを予想しています。車座になって皆さんでわいわいお話しましょう。
イベントのお申込と同時に一足先に書籍のご注文も承ります。読んでから参加されたい方は事前のお渡しも可能です。当日はサイン会も予定していますので、ご購入の書籍はぜひお持ちください。
建築のはじまり
光嶋裕介の旅とスケッチ2007-2024
著者:光嶋裕介
出版 :左右社
価格 :3,520 円(税込)
世界を旅して目で見て、
肌で感じ、手で考えた17年間!
17年前、ベルリンでの建築修行時代に、ふと見つけたモレスキンのスケッチブック。
それ以来、あらゆる旅にはその黒いスケッチブックがいつもそばにあった。
サグラダ・ファミリア、ユニテ・ダビタシオン、パンテオン、キンベル美術館、ファンズワース邸、グッゲンハイム美術館、東大寺南大門……。
熱い想いを胸に訪れ、その場所に立ち、素手で吸収した名建築のリアリティ。
175点のスケッチに、空間と土地を感じ、建築の佇まいをめぐるショートエッセイを添える。
山學ノオト6(二〇二四)
著者:青木真兵、青木海青子
出版 :エイチアンドエスカンパニー(H.A.B)
価格 :2,530 円(税込)
「声が発されることは弱さではなく、生きる術なのだ。」
奈良県東吉野村。人口一五〇〇人の村の山あいに佇む一軒家、人文系私設図書館「ルチャ・リブロ」。自宅を開放して図書館を運営する夫婦の日記集最新刊。2024年の一年間の記録に、エッセイを二本収録。またもや過去最大のページ数で刊行。
太古の壁画に始まり、現在はスマートフォンの中から世界中へと、個人が生の痕跡(アーカイブ)を文字やイメージ、その他あらゆる方法でリアルタイムに発信し続けています。
膨大な他者の人生、思考、イメージが絶えず手のひらから流れ込んでくる今、自分の輪郭を確かめるために改めて大事だと思うのも、やはり自分で自分を記録することだと再認識しているこの頃です。
一見動いていないようにも、同じことを繰り返しているように見えても、すべては少しずつ変化し、長い時間の中では驚くほど変わっていきます。その時その経験(データ)だけでは気付きようのないことも、ぐっと離れて長い時間軸で観測すれば見えてくることがあり、そうすることでしか浮かび上がらない文脈があります。
お二人もまさに日記とスケッチというそれぞれの仕方で、膨大な個人の記録を長い間残し続けておられ、今回刊行された書籍はいずれも受け手に発信するためではなく、ひたすらに個人の日々の記録、旅の記録、自己との対話が綴られた本です。
個人を記録し続けること。
そして、その記録を実体を持った書籍という形で永遠に公開すること。
私を公にひらくとはどういうことなのか、この日はその部分についてもお話を伺ってみたいと思います。
***
『つくる人になるために』(灯光舎)のツアーをさせてもらって以来、
大好きな雨風食堂さんが、高知市内に「文室」という新しい居場所をつくったと聞いて、すぐに行きたいと思った。心より楽しみにしています。
--光嶋裕介さんより
このたびは「文室」のご開店、おめでとうございます!
僭越ながら、私の好きな言葉を送ります。
「うまくいえないけれど、宝物だよ」
--青木真兵さんより
/// ゲスト ///

光嶋裕介(こうしま・ゆうすけ)
1979年、アメリカ・ニュージャージー州生まれ。建築家。一級建築士。博士(建築学)。早稲田大学理工学部建築学科修了。ドイツの建築設計事務所で働いたのち2008年に帰国、独立。建築作品に内田樹氏の自宅兼道場《凱風館》、《旅人庵》、《森の生活》、《桃沢野外活動センター》など。著書に『ここちよさの建築』(NHK出版 学びのきほん)、『これからの建築―スケッチしながら考えた』『つくるをひらく』(ミシマ社)、『建築という対話 僕はこうして家をつくる』(ちくまプリマー新書)、『増補 みんなの家。―建築家一年生の初仕事と今になって思うこと』(ちくま文庫)などがある。

青木真兵(あおき・しんぺい)
1983年生まれ、埼玉県浦和市(現さいたま市)に育つ。博士(文学)。社会福祉士。2014年より実験的ネットラジオ「オムライスラヂオ」の配信をライフワークとしている。2016年より奈良県東吉野村に移住し自宅を「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」として開きつつ、複数の組織でPodcastを立ち上げたり、執筆活動を行ったりしている。著書に『武器としての土着思考』(東洋経済新報社)、『手づくりのアジール』(晶文社)、妻・青木海青子との共著『彼岸の図書館』(夕書房)、『山學ノオト』シリーズ(エイチアンドエスカンパニー)などがある。
人文系私設図書館ルチャ・リブロ https://lucha-libro.net/
/// 日時・ご予約 ///
| 開催日 | 2025年10月14日(火) |
|---|---|
| 時間 | OPEN 18:00 START 19:00 CLOSE 21:00 |
| 場所 | 文室 @_bunshitsu (高知市南はりまや町1丁目10-9 1F) |
| 参加費 | 2,000円 ※ドリンク代別途 |
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